香芝市　小屋波板鉄板に葺き替え後　質の悪い工事で雨漏り

雨漏りのお問い合わせのきっかけ

香芝市にお住いのお客様から

「香芝市の地元の屋根板金やさんに、2年前に小屋の屋根を
波板鉄板に葺き替えしてもらったんですが、工事をするまでは
雨漏りとかした事がなかったのに、工事をしてもらってから
雨漏りするようになったので、葺き替えしてもらった板金屋さんに
連絡して、一度見てもらいました。

その際に、簡単にコーキングしてもらったんですが、

雨漏りが止まらず再度連絡すると何も対応出来ないと言われ
非常に困ってるので見に来てほしい」

とのご相談を受けました。

屋根の葺き替え工事に100万円かかって、対応できないは無責任すぎる
施工会社です・・。

ほんと最近、工事の質が悪い業者が増えている気がします。
今月に入ってから、施工したのに雨漏りが止まらないので見てほしい

とのご相談がすでに10件を超えています( 一一)

悲しい現実です・・。


なかなか、雨漏りを的確に見つけ直せる業者が少ないようですね・・。

今回の香芝市のお客様も、どこに依頼していいのか分からず

ホームページで調べて、雨漏りの実績があり信頼できるとの事で

当社にご連絡頂きました。

雨漏り箇所の特定

香芝市にお住いのお客様のお家に行かせて頂き

雨漏りしている箇所を見せてもらいました。

室内の天井から、大量に雨が漏ってきたそうで
カビも生えてしまっていました。

雨染みが広範囲にわたっています。

雨漏りしている箇所が分かれば、次は雨漏りの原因を突き止めます。

実際に小屋の屋根にのぼり、葺き替えた波板鉄板を調査しました。

写真では見にくいのですが、波板鉄板にコーキングで埋めた跡がありました。

お客様に聞くと、このコーキングの跡は

雨漏りしたので、一度板金屋さんが見に来てくれた時に

波板鉄板に穴が空いていたのでコーキングで埋めてもらったみたいです。

穴が空いてたら・・。　雨漏りして当たり前ですよね。

でも葺き替えしてすぐに穴が空くとは考えにくいので

板金屋さんの質の悪い工事が原因だと思われます。

しかし、コーキングで穴を埋めても雨漏りは改善されず

施工した板金屋さんも、放置状態です。

どこの何が原因で雨漏りしているのか見てみましょう！

波板鉄板　傘ボルトの向きが上下逆な　質の悪い工事

今回、波板を固定する為に使用されているのが
「傘ボルト」という釘です。

丸い銀の円盤部分が「傘」の部分ですが

本来は、波板の現状に合わせて傘を固定するのですが
上下反対になってボルトが締められていました。

傘もスポンジパッキンも、波板の断面は波のようにボコボコしているので

そのままボルトで締めると隙間が出来るので、隙間を埋めるために必要な

ものです。

正しい方向で傘が固定されていれば、傘の下にある黒のスポンジパッキンとが
波板に密着して穴を塞いで雨が入らないのですが

全ての傘ボルトが反対向きに固定されていたので

スポンジパッキンとの間に隙間が出来、直接スポンジパッキンに

紫外線や雨がかかるような仕上がりになってしまっています。

スポンジパッキンが劣化すると、締め付けていた波板との間に隙間が出来
強い風などで波板が飛んだり割れたりする原因になるので

正しく取り付ける必要があります。

今回は、板金屋さんの知識不足による質の悪い工事です。。

波板鉄板　波板の被り不足な　質の悪い工事

今回小屋の屋根葺き替えに使用された波板の種類は

鉄板小波と言われる波板を使用していました。

本来複数枚の小波の波板を使用する場合は、重ね代は2.5山以上

波板と波板を被せないといけない決まってます。

2.5山未満だと、重ねた部分から雨水が入り雨漏りする原因になるからです！

しかし残念ながら、またまた質の悪い工事が見つかりました。

波板と波板の重なり部分は、2.5山以上被せないといけないところ
1.5山しか被さっていませんでした。

波板を葺き替え工事の基本中の基本です！

当たり前の施工が出来ない業者がいる事が非常に残念でなりません。

ご提案内容

今回の雨漏りの原因が明らかになりました。

一つ目は、波板鉄板を固定する傘ボルトが上下逆になっており
スポンジパッキンとの間に隙間が出来雨が入った事。

2つ目は、波板鉄板を葺き替える際に、波板と波板の被りが2.5山以上なければ
いけないところ、1.5山しか被ってなかった事が原因で

雨漏りに繋がったと考えられます。

同じ業者として、恥ずかしい限りです。

工事完了後の対応も適当な業者は、やはり施工も

質が悪いだなと・・納得させられました。


今回当社がご提案させて頂いたのは、

残念ながら、波板鉄板の被りを2.5山に再度重ね直さないと

雨漏りを止めることは出来ませんとお伝え致しました。

更に、工事の金額も2年前にした葺き替え工事と同じぐらいの金額がかかってしまいます。

今回の雨漏りは、明らかに屋根板金やさんの施工不良が原因ですので

出来るなら、再度施工してもらった業者に当社が調査して指摘した
施工不良の2点を指摘し再度工事をやり直してもらう事が

お客様にとって最善の方法だとお伝え致しました。

せっかく、信用して高いお金を支払って工事をしてもらったのに
こんな残念な結果では、悲しすぎます。

良い報告をお待ちしています！！

和田塗建は、雨漏りのスペシャリストです。
この仕事に誇りを持って、一人一人のお客様に寄り添っています。

今まで沢山雨漏りで悩まれているお客様の悩みを解決してきました。

雨漏りの事なら何でもご相談ください！