大和郡山市 サイディング壁塗装の下地処理は重要 その役割と施工方法
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大和郡山市で直貼り工法で建てられた
3階建てのサイディング壁の塗装前の重要な
下地処理をご紹介!
サイディング
壁がボロボロになって捲れています。
直貼り工法で建てられているため、外壁内に入った水分を
排出できないようです。
サイディングの直貼り工法???聞いたことありますか??
サイディング壁の直張り工法
防水シートの上にサイディングボードを
直接貼り付けていくやり方です。
手間が省ける工法です。
しかしながら、通気がないので、水分を排出することが
出来ません。
なので、
結露がしやすく、湿気がたまりやすいという
デメリットがあります。
湿気がカビの繁殖を促進してしまい、お家の内部の
構造にまで悪影響を与えてしまいます。
壁の内部に空気の通り道がないため、湿気が
内側にこもりやすいのが難点です。
湿気が溜まり続けると、サイディング表面に
膨れが見られる場合もあります。
お客様にはメリットは全くありません!
現在は建築基準法で禁止されています。
![](https://wadatoken.jp/wp-content/uploads/2023/05/直張り工法.jpg)
サイディング壁
直貼り工法のおうちは、湿気を含みやすいことから劣化の進行は早くなる傾向にあります。
建物の耐久性に影響を与える可能性もあるため、
しっかりと対策を講じなければならないのです。
大和郡山市のお客様の工事のご要望
大和郡山市の
お客様からの「いずれこの家は取り壊す予定なので長持ちとかは考えてないんです。数年持てばいいのでなるべく低予算で綺麗にできる方法でお願いします」
とご要望があったので、低予算で修繕できるよう
サイディング壁の
浮いている塗膜をめくって塗装を
させていただくことになりました。大和郡山市 サイディング壁塗装の下地処理は重要 その役割と施工方法!
![](https://wadatoken.jp/wp-content/uploads/2023/05/020.jpg)
本日
は、大和郡山市の
サイディング壁塗装において重要な下地処理の役割と施工方法をご紹介致します。
サイディング壁 重要な下地処理 ケレン作業
![](https://wadatoken.jp/wp-content/uploads/2023/05/IMG_3049-300x2251-1.jpg)
~ケレン作業の役割と施工方法~
塗装をする前に行う、下地処理方法の一つがケレン作業です。
ケレンとは、カワスキややすりなどの道具を使い
塗装する表面を平らにしたり綺麗にする作業です。
今回のサイディング壁ですが、ボロボロに捲れており
カワスキを少し入れてだけですぐに捲れてしまうほど、
かなり膨らんで浮いてしまっているので・・。
塗装をする前の下地処理!ケレン作業が重要です!
なぜケレン作業が重要かと言うと
このケレン作業が、今後の塗装の仕上がりや美観、
サイディング壁の寿命に大きく関わってくるからです!
ケレン作業の下地処理の役割は、塗装する面を平らにし
綺麗にする事で、塗料の密着を良くし
塗装した後の、塗膜の浮きや剥がれを防止する
重要な役割を持っています。
サイディング壁 ケレン作業完了!
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サイディング
壁のほとんどをカワスキを使ってケレンしました
。ケレン作業は、
全て手作業で行うのでかなり労力のいる作業ですが、塗装をする際に
最も重要な下地処理なので時間をかける必要があります。
サイディング壁 重要な下地処理 コーキング
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サイディング壁には必ず目地にコーキングが打っています。
ご覧のようにコーキングが劣化し
ベロンベロンになっています。
~コーキング処理の役割と施工方法~
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![](https://wadatoken.jp/wp-content/uploads/2023/05/IMG_3108-300x225-1.jpg)
サイディング壁には、必ずあるコーキングですが
コーキングは、壁からの水の侵入を防いだり
弾力のある材料のため地震など揺れが発生した時に
壁と壁がぶつかり合うのを緩和させる役割があります。
サイディングのコーキングの寿命は、5年~10年です。
コーキングが劣化していくと、弾力がなくなり
ひび割れや劣化が起きるのでメンテナンスが必要になります。
コーキング施工法
今回は、サイディングの壁だけでなくコーキングも
劣化しているので古いコーキングを全て撤去し
新たにサイディングの目地にコーキングを打っていく
施工方法です。
コーキングも、塗装する前の重要な下地処理方法の一つです。
1mの隙間からでも、雨漏りに繋がるので丁寧に目地を
コーキング施工していきます。
劣化しているので古いコーキングを全て撤去し
新たにサイディングの目地にコーキングを打っていく
施工方法です。
コーキングも、塗装する前の重要な下地処理方法の一つです。
1mの隙間からでも、雨漏りに繋がるので丁寧に目地を
コーキング施工していきます。
サイディング壁 重要な下地処理 シーラー処理
![](https://wadatoken.jp/wp-content/uploads/2023/05/IMG_3102-300x224-1.jpg)
![](https://wadatoken.jp/wp-content/uploads/2023/05/IMG_3099-300x225-1.jpg)
下地処理の施工になります。
~シーラー
処理の役割と施工方法~
シーラー処理は、壁と塗料の密着性を良くする役割があります。その他にも、上塗り塗料が下地に吸い込まれるのを
止める役割もあります。
塗料が下地に吸い込まれる状態で塗装をすると
塗膜
の厚みがバラバラになり、色ムラや
耐久性にも影響するので下地処理は重要な作業
で欠かせません!
【シーラー処理の施工方法
】
シーラーという材料をローラーで塗っていきます。
通常ならシーラー塗布は1回塗って終わりですが
サイディング壁の劣化が激しく
、シーラーの
吸い込みが
激しかったので、2回シーラーを塗布しています。
吸い込みが激しいと、何回も重ね塗りしたり必要な塗料も増え時間もかかります。
当社は、
家の傷み具合によって施工方法
も工夫し一番最適な施工をさせていただいています。
全て現場で職人が長年の経験と知識から判断して行っています。
下地処理は、塗装をする前の重要な作業です。
いくら良い塗料で塗装をしても、
下地処理をおろそかにするとせっかくの効果が発揮出来ず、
施工後数年で塗膜が捲れてきたり
膨らんだりの原因になるので、しっかりと施工を行って
くれる業者かどうか施工方法を
必ず
確認して下さいね!
サイディング壁を定期的にメンテナンス!
サイディング壁は、定期的に塗装して
メンテナンスをしてあげないと
こんな風にボロボロになってしまいます。
長年の劣化を放置した為、水を含んでしまい内側の水分から
表面の塗膜が剥がれています。
今回は、お客様のご要望で数年後取り壊す予定で
予算をかけたくないとの事でしたので、塗り替えをご提案致しましたが
本来なら、このようなサイディング壁がボロボロに
なった状態でなら、サイディングの張り替えが必要です。
工事費用も、塗装の約1.5~2倍の工事費用がかかってきますので
定期的にメンテナンスをする事が大事です!