生駒市工場雨漏り 谷樋掃除の為に スレート屋根をガルバリウム鋼板で重ね葺き施工
劣化したスレート屋根を、ガルバリウム鋼板で重ね葺き施工させて頂きました。
工場などの建物が高い場合や、屋根材が劣化していて私たちも歩く事が不可能な場合は
ドローンを飛ばして屋根を調査させて頂いております。
今回の雨漏りの原因である谷樋部分ですが、ゴミや草が詰まっており雨水が流れない状態でした。
雨漏りの原因の多くは、この谷樋部分が劣化して穴が空いたりオーバーフローが原因で雨漏りする事が多いです。
今回は、オーバーフローが原因で雨漏りしていました。
オーバーフローとは
本来谷樋役割
ゴミや草が詰まっている状態では雨水がスムーズ流れず、処理できず溢れてしまう事を
オーバーフローと言います。
オーバーフローすると、本来排出される雨水が屋根の劣化した部分や外壁のひび割れた箇所に
水が流れ込み雨漏りしてしまいます。
谷樋は、定期的にゴミや落ち葉などを掃除する事をお勧め致します。
で！！
との事でしたので、スレート屋根を見させて頂きました。
見るからに、屋根材が劣化しサクサクな状態です・・。
屋根の上を歩くと、屋根材を突き破り落下の恐れがあり危険な状態でした。
これでは、谷樋を掃除したくても掃除出来ないですよね。。
しっかりと施工して、歩けるようにしましょう！！
最初に、谷樋の掃除をします。
谷樋は、雨水を排出してくれる大事な役割があるので
しっかりと、雨水が流れるようゴミや草を取って綺麗に掃除しました。
集めたゴミなどは、全て白い土嚢袋に集めました。
長年の詰まった汚れで、すごい量のゴミが集まりました。
増築して、谷樋の長さが約150ｍもあるので・・・。
すごい量になりますよね・・。
土日を使って大型クレーンで屋根材を搬入していきます。
取り付けられています。
スレート屋根の上に被らないので取り外します。
波板スレートが使われていました。
築50年の工場ですから、その頃の波板スレートはアスベストが含有されています。
アスベストが含有されている屋根材は撤去・処分費用が高いです。
なので今回の施工は、
張替える屋根葺き替え工事と違い重ね葺き施工なので、
屋根材を撤去する必要がありません。
また、屋根が二重になる事で断熱性も上がります。
そして、工場ならではのメリットとして挙げるのが
工事の稼働を止める事無く施工が出来ます。
屋根葺き替え施工なら、普段通りに工場を稼働させて頂いて問題ありません！
ご提案させて頂きますのでご相談ください。
耐用年数も
隙間が空いている部分は、コーキングで処理しました。
ローラーを使ってシリコン塗料で塗装をしていきます。
谷樋は、塗装をすることで錆びにくく長持ちするので
定期的にメンテナンスを行う事が大切です。
施工が完了してから数日経って大雨が降りましたが
雨漏りしていない事を確認出来ました！
工場の従業員の方も、「やっとこれで谷樋の掃除が出来るので嬉しいです。
これからは、皆で頑張っていきます」
とのお言葉を頂きました。
ありがとうございました！！
悩んでいた雨漏りも止まり安心ですね♪
これからも、定期的にメンテナンスを行っていきましょう！