大和郡山市築35年サイディング塗装工事完了 メンテナンス方法
工事のきっかけ!
「築35年経つのですが、壁がボロボロ捲れてきて気になるので外壁の塗装を検討しているのですが、現在この家は母が一人で住んでおりいずれ取り壊す予定を
しています。
なので、高い費用をかけるつもりもなく長持ちしなくてもいいので
工事費用を安く
他の業者に相談したのですが、サイディングの張替えの提案しかしてくれず
金額が高いので何とか安く工事できませんか?一度見に来てほしいです。」
とのご相談を大和郡山市にお住いのお客様から頂きました。
現場調査に行かせて頂き、ボロボロになったサイディング壁を見たところ
サイディング外壁の直張り工法のお家で、非常に悲惨な状態でした。
本来なら、サイディングの張替えをご提案するのですが
お客様のご要望で、コストをかけずに工事してほしいとの事でしたので
コストをかけずに修繕する方法をご提案させて頂きました。
お客様からは、
「こちらの要望に沿ったメンテナンス方法を提案してくれて
ありがとうございます。工事をお願いします。」
との事で工事のご依頼を頂きました。
しています。
なので、高い費用をかけるつもりもなく長持ちしなくてもいいので
工事費用を安く
したいです。他の業者に相談したのですが、サイディングの張替えの提案しかしてくれず
金額が高いので何とか安く工事できませんか?一度見に来てほしいです。」
とのご相談を大和郡山市にお住いのお客様から頂きました。
現場調査に行かせて頂き、ボロボロになったサイディング壁を見たところ
サイディング外壁の直張り工法のお家で、非常に悲惨な状態でした。
本来なら、サイディングの張替えをご提案するのですが
お客様のご要望で、コストをかけずに工事してほしいとの事でしたので
コストをかけずに修繕する方法をご提案させて頂きました。
お客様からは、
「こちらの要望に沿ったメンテナンス方法を提案してくれて
ありがとうございます。工事をお願いします。」
との事で工事のご依頼を頂きました。
施工内容 | 外壁塗装 | 屋根塗装 |
使用材料 | 外壁:シリコンREVO1000-IR | 屋根:マイルドシリコン遮熱塗料 |
築年数 | 35年 | |
施工期間 | 4週間 | |
工事費用 | 1,800,000円 |
大和郡山市 サイディング壁の現場調査!
直張り工法で建てられたサイディングなので、通気ができず湿気が
内側に溜まりサイディング外壁の表面がボロボロに捲れてしまっています。
直貼り工法のサイディングは、知識なく塗装すると膨らみや剥がれが起きる可能性があります。
確実に施工するためには外壁のサイディングの張り替え工事しかありません。
しかし、塗装した全てのお家で不具合が起きるわけでもないので、きちんと注意してリスクを減らした塗装工事も可能ではあります。
実際、張り替え工事は非常に高額になるため、適切な塗装をしてお住まいになっている方も多くいれられるのは現実です。
そこでこの記事では、サイディング外壁の直貼り工法について、それと現在は通気工法となっている工法について説明します!
さらに、一般の方でもできる直貼りの見分け方や、直貼り工法によって起こる不具合を説明します!
後半では、直貼り外壁のメンテナンス方法と、塗装時の注意点もお伝えしていきます。
サイディング外壁の高圧洗浄
サイディングが、かなり劣化しているので
屋根と比較的傷んでいない外壁とベランダ、玄関周りを高圧洗浄で綺麗にします。
サイディング外壁ケレン作業
カワスキを使ってボロボロになったサイディング
外壁を
めくっていきます。
作業には2日かかってしまいました。
捲れる所は、全て捲らないとせっかく良い塗料で塗装しても
塗料が密着せず、塗膜が浮いてくる原因になりますので
時間をかけて丁寧に作業する事が大切です。
コーキング処理
塗膜が浮いてる部分のめくり作業が終わり、コーキング作業を行いました。
縦目地にたっぷりのコーキングで目地を埋めていく作業です。
縦目地にたっぷりのコーキングで目地を埋めていく作業です。
こちらは破風ですが、釘が浮いてしまっています。
釘をしっかり打ち直し、その上をコーキングします。
破風の隙間(軒)にも隙間が空いていましたので、ここもしっかりコーキングで隙間を埋めていきます。
15年くらい前に塗替えをされていたそうですが、その時に木目柄のサイディングに吹付タイルで塗装して仕上げていました。
その時の、下地処理がしっかりされていなかったと思われます。
破風のあたりが全くコーキングされていないので、
雨水がサイディング内に入りたい放題となり
どんどん壁の状態を悪化させていったような状態です。
ビス(釘)の頭は雨水が入らないようにコーキングするはずなのですが、そこにもコーキングの跡すらなく、お粗末な施工でした。
釘をしっかり打ち直し、その上をコーキングします。
破風の隙間(軒)にも隙間が空いていましたので、ここもしっかりコーキングで隙間を埋めていきます。
15年くらい前に塗替えをされていたそうですが、その時に木目柄のサイディングに吹付タイルで塗装して仕上げていました。
その時の、下地処理がしっかりされていなかったと思われます。
破風のあたりが全くコーキングされていないので、
雨水がサイディング内に入りたい放題となり
どんどん壁の状態を悪化させていったような状態です。
ビス(釘)の頭は雨水が入らないようにコーキングするはずなのですが、そこにもコーキングの跡すらなく、お粗末な施工でした。
サイディング壁シーラー処理
浸透性のエポキシ樹脂を
使って塗布していきます。ボロボロに捲れて傷んでいる壁は、カチオンシーラーで下地調整しました。
下地調整剤は、
下地と上塗り塗料の接着性を高めたり、また下地面への吸い込みを抑制したりするなど、おもに上塗り塗料の性能を十分に発揮させるために使用する「下塗り材」です。
たっぷり塗っていきます。
素地がかなり傷んでいる部分はローラーで2回下塗りを行いました。
サイディング壁上塗り
アステックペイントのシリコンREVO1000-IRで塗装していきます。
フレンチグリーンのお色です。
「耐候性」「遮熱性」「低汚染性」の性能がバランス良い塗料です。
耐久年数は13~16年と長持ちする塗料です。
全ての塗装工事が完了致しました。
サイディング直張り工法とは
直貼り工法とは❓❓❓
1・防水シートの上にサイディングボードを直接張り付ける工法です
2・工程数
3・通気が無いため、内部に湿気が溜まりやすい。
20年以上前では一般的な工法で、多くの住宅で使用していました工法となります。
しかし、この工法は万が一内部に水・湿気が入ると逃げ道がないため、内部結露しやすい(湿気が溜まりやすい)という欠点があります。
私の身内のお家ですが立地が悪くて内部の床に布団がひけないくらい濡れていた状態でした
通気工法とは・・・
1・防水シートとサイディングの間に通気胴縁(つうきどうぶち)という木材を入れ、空気が通る隙間を確保してある工法となります。
2・湿気が抜けやすいため家の構造が劣化しにくい。
3・2000年頃から、標準工法に設定するところが増えました
直貼りと対になるのが、「通気工法」です。
水分が逃げられるため、構造(中の大事な柱など)が劣化しにくい他、空気の層ができるため断熱効果が高まる、というメリットがあります。
2000年以降は多くの大手メーカーや工務店が標準工法にしています。
直貼り工法は内側の構造ですが、外側からでも確認できる場合が出来ます。
簡単な見分け方をご紹介しますので、業者の言っていることは本当なのか?と疑問に思われる方は、ぜひご自身でもチェックしてみましょう。
チェックしていただきたいのは、水切り板金(土台水切り)とサッシの枠を見たら分かります。
サイディングの一番下にある金属の部材とサッシの(窓枠)の出た部分で分かります。
1・防水シートの上にサイディングボードを直接張り付ける工法です
。2・工程数
が少なく済む。3・通気が無いため、内部に湿気が溜まりやすい。
20年以上前では一般的な工法で、多くの住宅で使用していました工法となります。
しかし、この工法は万が一内部に水・湿気が入ると逃げ道がないため、内部結露しやすい(湿気が溜まりやすい)という欠点があります。
私の身内のお家ですが立地が悪くて内部の床に布団がひけないくらい濡れていた状態でした
!通気工法とは・・・
1・防水シートとサイディングの間に通気胴縁(つうきどうぶち)という木材を入れ、空気が通る隙間を確保してある工法となります。
2・湿気が抜けやすいため家の構造が劣化しにくい。
3・2000年頃から、標準工法に設定するところが増えました
。直貼りと対になるのが、「通気工法」です。
水分が逃げられるため、構造(中の大事な柱など)が劣化しにくい他、空気の層ができるため断熱効果が高まる、というメリットがあります。
2000年以降は多くの大手メーカーや工務店が標準工法にしています。
直貼り工法は内側の構造ですが、外側からでも確認できる場合が出来ます。
簡単な見分け方をご紹介しますので、業者の言っていることは本当なのか?と疑問に思われる方は、ぜひご自身でもチェックしてみましょう。
チェックしていただきたいのは、水切り板金(土台水切り)とサッシの枠を見たら分かります。
サイディングの一番下にある金属の部材とサッシの(窓枠)の出た部分で分かります。
サイディング直張り工法の不具合
直貼りで起こる不具合としては直貼り工法の場合、表面の膨れ、剥がれといった不具合が起こる可能性があります。
内側にこもった水分の逃げ道がないため、塗膜のある表面から無理やり出ていこうとするために捲れや膨らみと言った現象が起こります!
※症状の有無やタイミング、傷み具合の
直貼りだからと言って、全ての家で100%この症状が起こるわけではなくて立地条件等で起こる家もあるしこのように捲れたりしないお家もあります!
築年数が
また、一度も塗装していないお家でも起こりますし、塗装して初めて目立って起こる場合もあります。一概には言えませんが・・・
サイディングの外壁に著しい膨れ、剥がれを見つけた場合は、念のため直貼りかどうか知識のある業者である弊社に点検をご依頼下さい!。
内側にこもった水分の逃げ道がないため、塗膜のある表面から無理やり出ていこうとするために捲れや膨らみと言った現象が起こります!
※症状の有無やタイミング、傷み具合の
程度はお家ごとに違います。直貼りだからと言って、全ての家で100%この症状が起こるわけではなくて立地条件等で起こる家もあるしこのように捲れたりしないお家もあります!
築年数が
10年以上経っても目立つ症状がほぼないお家もあれば、部分的にひどく剥がれてくるお家もあります。また、一度も塗装していないお家でも起こりますし、塗装して初めて目立って起こる場合もあります。一概には言えませんが・・・
サイディングの外壁に著しい膨れ、剥がれを見つけた場合は、念のため直貼りかどうか知識のある業者である弊社に点検をご依頼下さい!。
サイディング外壁のメンテナンス方法
サイディング外壁のメンテナンス方法をご紹介いたします。
サイディング外壁の塗り替え時期は、10年を目安にして下さい。
クリヤー塗装の場合は、新築から7年ぐらいが綺麗に塗装出来ます。
サイディング外壁の塗り替えのお勧め塗料は
耐用年数が10年~15年の塗料で塗装する事をお勧め致します。
「膨れ・剥がれなどの症状はほとんど出ていない」「今はできるだけ出費を抑えたい」
という方は、透湿性塗料を使って塗装をする事をお勧めいたします!
透湿性塗料とは、水分・湿気が通り抜けやすい塗料のことです。湿気が剥がれを起こすリスクを軽減します。
このお家も北面だけで他面は何ともありませんでした!ちなみに弊社ではこのような場合綺麗に捲ってから
浸透性のエポキシ樹脂を下地に最低2回塗りします!
浸透させて固めるタイプの下地調整材となります!
お家の状態によって、最適な塗料を選択させて頂きます。
サイディング外壁は、家を建てたときに「塗装は必要ない」と
言われた方もいるはずですが!
サイディング外壁には、塗装は欠かせません!
お家を保護する事が出来ます。
サイディング外壁のメンテナンスをお考えの方は是非ご相談ください。
サイディング外壁の塗り替え時期は、10年を目安にして下さい。
クリヤー塗装の場合は、新築から7年ぐらいが綺麗に塗装出来ます。
サイディング外壁の塗り替えのお勧め塗料は
耐用年数が10年~15年の塗料で塗装する事をお勧め致します。
「膨れ・剥がれなどの症状はほとんど出ていない」「今はできるだけ出費を抑えたい」
という方は、透湿性塗料を使って塗装をする事をお勧めいたします!
透湿性塗料とは、水分・湿気が通り抜けやすい塗料のことです。湿気が剥がれを起こすリスクを軽減します。
このお家も北面だけで他面は何ともありませんでした!ちなみに弊社ではこのような場合綺麗に捲ってから
浸透性のエポキシ樹脂を下地に最低2回塗りします!
浸透させて固めるタイプの下地調整材となります!
お家の状態によって、最適な塗料を選択させて頂きます。
サイディング外壁は、家を建てたときに「塗装は必要ない」と
言われた方もいるはずですが!
サイディング外壁には、塗装は欠かせません!
定期的にメンテナンスを行う事で、いつまでも綺麗な外観を保ちお家を保護する事が出来ます。
サイディング外壁のメンテナンスをお考えの方は是非ご相談ください。