大和郡山市 棟板金交換 強風で剥がれ落ちて雨漏りのリスクが高い
お問い合わせのきっかけ
今回のお客様は、大和郡山市にお住まいの60代ご夫婦。ある日、強風が吹いた夜に屋根から「バタバタ」と音がすることに気づかれ、不安に思い弊社へご相談いただきました。実は、過去の台風のあとにも同様の音がしていたそうで、「屋根のどこかが浮いてるんじゃないか」と思いながらも見えない部分のため放置していたとのことです。



経年劣化により棟板金の浮きや剥がれ、下地木部の腐食が見られ、雨漏りのリスクが高まっていました。特に棟部分の割れやズレは、風災や台風時に飛散する恐れもある状態でした。・工事後
既存の傷んだ棟板金と下地を撤去し、新たに防腐処理済みの貫板とガルバリウム鋼板製の棟板金をしっかりと固定しました。見た目も美しく仕上がり、防水性・耐風性ともに大幅に向上し、安心して住み続けられる屋根に改善されました。
【劣化状況の説明】棟板金の接合部に大きなひび割れ

こちらの写真は、棟板金の接合部に深いひび割れが入っている様子です。棟板金の下地にあるシーリング材(防水のためのゴムのような素材)が劣化し、さらに板金自体も浮きや隙間が生じています。この状態では、風雨が吹き込むたびに雨水が侵入し、屋根内部の木材を腐食させたり、雨漏りを引き起こすリスクが非常に高くなります。
このような症状が見られた場合、「部分補修」では不十分であることが多く、棟板金を一度すべて取り外してからやり替える「棟板金交換工事」が必要です。
【劣化状況の説明②】棟板金抜き板の木材が腐食・崩壊

この写真は、棟板金の下地に使用されている木材(貫板:ぬきいた)が著しく腐食している様子を写したものです。釘が効かなくなるほど内部がボロボロに劣化しており、一部は手で触れるだけで崩れてしまうような状態です。
このような劣化が進む主な原因は、長年の雨水の侵入や湿気の蓄積によるものです。棟板金の固定力が弱まると、台風や強風時に板金が飛ばされる危険性も高まります。雨漏りのリスクだけでなく、安全面からも非常に危険な状態です。
この場合、棟板金の交換だけでなく、下地木材の全撤去と新設も必須です。放置してしまうと、屋根全体の構造に悪影響を及ぼす恐れがあります。
【劣化状況の説明③】棟板金の全体的な浮き・破損と下地材の露出

この写真は、屋根の棟板金(むねばんきん)がすでに剥がれ落ち、一部の貫板(ぬきいた)が露出してしまっている状態を上空から撮影したものです。棟板金は屋根の最も高い部分を保護する重要な部材で、雨水の浸入を防ぐ役割を担っています。
このように棟板金がなくなってしまっている状態では、下地木材が直接雨風にさらされ、急速に腐食が進行してしまいます。また、板金が飛ばされることで、近隣住宅や歩行者への被害が発生する恐れもあるため、非常に危険です。
本来、棟板金と貫板はしっかりと固定されているべきものですが、長年の経年劣化、釘の緩み、雨水の浸入などが重なったことで固定力が低下し、このような状態に至ったと考えられます。
この場合、棟板金の全交換だけでなく、下地材の入れ替えと防水処理の強化が必要です。
棟板金の撤去後に新しい貫板を設置している作業途中の様子

【補修作業の様子】貫板(ぬきいた)の新設
この写真は、棟板金の撤去後に新しい貫板を設置している作業途中の様子です。貫板は、棟板金をしっかりと固定するための下地材で、木材が使用されるのが一般的です。
先に投稿された写真で見られたように、既存の貫板は経年劣化や水分の影響で腐食・破損していたため、腐った木材を撤去し、新しい木材に交換しています。この作業によって、棟板金の固定力と防水性が大きく向上します。
電動インパクトドライバー、ビスでしっかりと固定している作業工程中であることがわかります。釘よりもビスを使うことで、耐風性・耐久性の高い施工が可能です。さらに板の隙間にコーキングを塗り漫勉なく仕上げます。
この工程を経て、新しい棟板金が取り付けられ、屋根の防水性と耐久性が回復していきます。

【補修作業の様子②】新しい棟板金の取り付け
【写真⑩】
この写真は、新しく設置された貫板(下地材)の上に、棟板金を取り付けた状態を写しています。
棟板金は屋根の頂点(棟部分)に取り付ける金属製のカバーで、屋根材の継ぎ目を保護し、雨水の侵入を防ぐ重要な部材です。写真のように、板金の端部はしっかりと加工されており、ビスで固定されている様子が確認できます。
また、棟板金の重なり部分(ジョイント)には雨水の侵入を防ぐ工夫が施されており、水返し(段差)加工がなされているのが見て取れます。これにより、耐風・耐雨性の高い仕上がりとなっています。
この工程で、棟の補修作業が完了し、屋根全体の耐久性・防水性が回復しています。
施工完了後 棟板金交換工事の完成写真

この写真は、棟板金交換工事がすべて完了した後の屋根全景を写したものです。
新しい棟板金が屋根の頂部にまっすぐきれいに設置され、仕上がりの美しさとともに防水性・耐風性が向上した様子が確認できます。以前のようなサビや破損が見られず、安心して長期間過ごせる屋根へと生まれ変わりました。
遠景から見ると、屋根全体に統一感があり、近隣から見ても美観が保たれていることがよくわかります。住宅密集地でも見栄えの良い仕上がりとなりました。
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